交通システムを考える

すり抜けする人の言い分に渋滞があります。渋滞の軽減のためにすり抜けしていると言われますが、本心は渋滞に並びたくないからではないでしょうか?ここではいかにすれば渋滞が軽減するかを考え合えればと思います。さらにより安全な交通システムも合わせて考えていきましょう。なおコメントの内容によっては管理人の判断により削除させていただくことがございますので最低限のマナーだけは守っていただきますようお願いします。

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    ar (日曜日, 12 9月 2010 18:31)

    かねてから考えていた事ですが、50ccバイクが車列に並びやすくするためや、ドライバーのイライラ緩和、または道路上での無理な追い越しに起因する事故や、50ccバイクを追い越せない場合に発生する交通の流れの悪化を緩和するために、私は50cc、原付一種の制限速度を10キロ上げて40キロにするのが良いと思います。

    一般的に、制限速度+10キロに達しない程度は運転者の裁量に任されているとして、制限速度が40キロとなると、実質48キロ程度は出せるようになります。
    すると、片道一車線の道路や、交通量の多くない道路では、速度の速い自動車や自動二輪でも我慢できる範囲の速度となり、無理な追い越しや、ドライバー・ライダーのイライラも減り、車間を詰められたりする危険性も減る上に、道路全体で見ても、流れが以前よりスムーズになると思います。

    それは50ccライダーの心理的と物理的な安心感にも繋がり、遅いから申し訳なくすり抜けする、とか、後ろから圧迫感を感じるからすり抜けするとか、ドライバーがイライラして、50ccバイクに対して車間を取らない、または同一車線で直ぐに追い越せるように50ccバイクの直ぐ横に停車する。といったような行為を抑制するのではないでしょうか。

    wikipediaの記事によると、現在、原付免許を見直そうとする動きがあり、小型二輪に統合とか小型二輪免許を簡素化して技能教習を試験なしの講習にしてはどうかなどといった案が出されているようです。

    しかし、私はその考えを容認する事は出来ず、危険なのですべきではない、と考えます。小型二輪とはいえど、二人乗りが可能な上に、エンジンパワーも50ccに比べれば強力。リミッターが効く速度も50ccよりは上がります。勿論、小型二輪免許に対して、負担軽減のために多少の緩和措置は必要だと思いますが、それでもやはり大幅な簡素化するのは日本の道路事情(道路の狭さや国民性)を考えた上、どうかと思います。
    <参考URL>
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%8B%95%E6%A9%9F%E4%BB%98%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A
    http://gazoo.com/NEWS/NewsDetail.aspx?NewsId=ab50a1cf-1ae7-47cd-8767-f90a2a25f642

  • #2

    ar (日曜日, 12 9月 2010 18:34)

    一方、50ccの制限速度を上げた場合のメリットは、なんと言っても恩恵を受ける人が短期間で増える事です。

    バイク雑誌で日本で一番売れているカテゴリは50ccという記事を読んだ事がありますが、それだけ気軽に乗れるため、売れているという事になります。
    実際、台数が出ているので、各メーカーの50ccバイクは125ccまでのバイクに比べて、驚くほど多彩である意味日本的?とも思えるようなラインアップがあります。

    51~125ccは売れていないから種類が少ないんだ、という意見もあるでしょうが、もし原付一種枠が廃止され、メーカーが125ccに集中して開発をして、コスト削減のために海外モデルと共通のモデルを日本国内で売るようになれば、今のヤマハ・ビーノや、ホンダ・クレアスクーピーのようなモデルが日本専用に出てくるとは、私は思えません。
    それが消費者にとって幸せな事かと言えば、そうは思えないのです。

    また、原付一種枠消滅により、ユーザー側のコストも上昇すると思います。
    例えばバイク本体価格の上昇。現在の125ccモデルは海外で作って輸入しているモデルが多いのに、値段は50ccより高いです。
    また、消耗品も、良くて40キロで運行する50ccに比べると、50~60キロが常用で、さらには場合によっては70キロ超で車の流れに合わせないといけない125ccは、消耗品の交換頻度やコストも上昇するのではないでしょうか。

    さらにはガソリン代に付いても同じ事が言えますし、車体を買い換えるとなれば、それも消費者側の負担になります。

    ライダー側も、緩和された講習だけで、実際の路上で、交通量の多い3車線道路などを、他自動車に混ざって左折したいのかと言えばそうでもないかと思います。特にバイクの場合は体感速度が四輪車より速くなりますし。

    今時の新品50ccバイクなら、速度50キロ程度で走行をしてもブレーキやエンジンなどにはあまり影響はないと思いますし、現実問題、40にならない程度で走行している私のバイクを追い越していく50ccが多いので、そういう意味でも、制限速度の緩和は問題ないかもしれません。ちなみに、友人は原付一種で50キロで走行しているそうです。

    但し、これから新規で開発されるバイクについては、制限速度が40キロになったこ事を踏まえた設定の変更などが必要ですし、これまでに生産されたバイクでも、メーカー側で、制限速度・制限速度プラスアルファでの安全性の確認をして、発表すればいいと思います。
    場合によっては、ヘッドライトなどを、交換用部品として有償で出してもいいでしょう。

    また、制度が出来てから、間もなく、新設計ではない新車に対しては、メーカーが自身で保証しうる速度でリミッターを設定するなどすれば、安全性は確保できると思います。

  • #3

    ar (日曜日, 12 9月 2010 18:35)

    まとめ
    ・自転車でもマナーの悪さが指摘され、自転車自賠責保険を作ったり、免許制にするべきという指摘がある中で、小型二輪の大幅な教習の簡素化は、社会的に見て受け入れられる可能性は低い。

    ・グローバル化に合わせて125までのバイクにメーカーが注力出来ても、逆にそれが日本のユーザーにメリットがあるかどうかと言えば、そうでもない部分がある。

    ・現行の50ccバイクや原付免許は、確かに乗っていると理不尽な思いをするが、それでも一番売れているバイク市場であり、尚かつ、通常の使い方をすれば、ガソリン代や消耗品の負担も小型二輪に比べると少ないと思われる。ユーザーにとっても、普通自動車免許に付属してきたり、非常に安価に取得できたり、さらには教習所に長時間拘束されることなく取得できるため人気である。

    ・50ccバイクの制限速度の緩和は、ある意味、中途半端だが、実際に恩恵を受ける人数が多く、尚かつ、ハードをいじったり、新車体枠を作らなくても、運用面を少し変更するだけで多くの効果をもたらす。

    ・制限速度は上がっても二段階右折する必要性はあるが、50ccという排気量から来る非力さを考えると、メリットはあるし、二段階右折のしにくさは、自動車運転者や、原付ライダーに対してより一層の周知徹底をする事で緩和できると思う。また、この機会に二段階右折禁止の交差点を見直し、理由を明確にする。

    ・40キロ制限や、二段階右折の必要性、二人乗りが出来ない事、
    50ccという排気量の無さによる非力さは残ってしまうが、それがかえって小型二輪枠や小型二輪バイクをより上位の、付加価値の高い存在とする。同時に小型二輪に限り、教習上の負担を今より減らすようにすれば、自ら進んで小型AT二輪を取得する人が増えるのではないかと私は考える。

    ・個人的にバイクが売れない理由は、高品質な日本メーカー製中古車が安価に買えてしまうのと、中型~以上のバイクは趣味性が強く、マストで買わないといけない理由が消費者になかったり、高温多湿で蒸し暑ついなどの日本の気候。町中の駐輪場の少なさ。などが強いんじゃないかなと思っています。
    そもそも、よく記事などでピークの何分の一ってよく言われていますが、私が考えるにその時期が異常だっただけなんじゃないかなと思っています。

  • #4

    ar (金曜日, 01 10月 2010 17:07)

    訂正コメントです。

    >ライダー側も、緩和された講習だけで、実際の路上で、交通量の多い3車線道路などを、他自動車に混ざって左折したいのかと言えばそうでもないかと思います。特にバイクの場合は体感速度が四輪車より速くなりますし。

    左折のところが右折でした。